ハエは不快害虫として位置づけられていましたが、平成8年秋、佐賀県内で採取されたイエバエからO-157が検出され、その後の調査からイエバエがO-157を媒介することが明らかになり、病原菌の媒介者として再確認されました。チョウバエ類には、オオチョウバエとホシチョウバエがあります。両種とも簡易浄化槽、下水処理施設、食品工場排水路、ビル地下水水槽、畜舎排水溝など有機物が蓄積している場所で多発します。大発生するとマンホールの隙間から飛び出し、室内に侵入して不快感を与えるだけでなく、細菌類を運びます。活動期間は春〜秋まで
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